研修名 :西関東支部「キリンビール横浜工場見学・セミナー」
開催日 :2022年 12月 7日(水)
講師 :宮田 哲弥 氏、山本 武司 氏
会場 :キリンビール横浜工場・外国人墓地・北方小学校
参加人数 :12名
去る12月7日(水)西関東支部として約3年ぶりとなる対面式での集合研修を実施致しました。
本研修では、横浜にゆかりのあるキリンビール株式会社の宮田 哲司様・山本 武司様の多大な御協力を頂きまして研修を実施致しました。
まずは横浜外国人墓地に赴き、キリンビール様と非常にゆかりのある偉人ウィリアム・コープランド(William Copeland、1834年1月10日 - 1902年2月11日)を知る事からの研修でスタートしております。
外国人墓地の資料館を見学後は、そのままコープランドのお墓へ。
お邪魔させて頂くと言う気持ちをしっかりと持ち、お参り及び見学をさせて頂き、今回は西関東支部を代表して山本支部長に献花をおこなって頂いております。
コープランドの没後、ビール醸造地を引き継いだジャパン・ブルワリー(後のキリンビール様)はコープランドの死に際し葬儀を一切とりしきった経緯もあり、現在もコープランドと夫人ウメのお墓はキリンビール様が管理されていらっしゃいます。※通常は【関係者以外立入禁止】
外国人墓地より移動し、一同キリンビール横浜工場へ。
キリンビール様の歴史、キリン一番搾りの説明、ビールの素材や麦汁のテイスティング、醸造工程や発酵の仕組みなど、ここでは書ききれない多さの見学及び説明研修をお受けしました。
キリンビール様の歴史はもとより、「1番搾り」とは何なのか?
なぜ1番搾りでなければならないのか?1番搾りと、2番搾りでは何が違うのか?等、知れば知るほど、参加者全員が「なるほど」と言った表情に変化していくのを実感致しました。
また、特に現状のコロナ禍で若手会員の中には「ホップ」や「麦芽」素材に触れた事がない会員も多く、今回の工場見学では、アルコール消毒をしっかりと実施したうえで、実際に触れ、今手に取っている素材がどの様に変化し、ビールになっていくかを非常に丁寧にご説明頂いた事も大きな財産になったと強く感じました。
最後になりましたが、キリンビール株式会社の宮田様、山本様、には大変お世話になり心より御礼を申し上げます。
今後も西関東支部では「研修の大切さ」を広め、HBA会員の育成に力を注ぐとともに、
お越しいただいたお客様の幸せのお手伝いが出来ますよう努めてまいります。
横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート 濱 裕一郎