HBAジュニアカクテルコンペティションKIRIN CUP 2022 ~第11回大会~
結果報告
今回で11回目大会となる今大会は、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、2021年の開催を延期しておりましたが、2022年10月11日よりの水際対策緩和並びに、日本国内への行動制限、イベントでの集客制限などの制限が解除されたことを受け、コロナ禍以降初となる一般のお客様をお迎えしての有観客大会として、福岡県福岡市内のホテルニューオータニ博多「鶴の間」にて開催をいたしました。
今大会は若手バーテンダーの競技会へのチャレンジを促す目的として、29歳以下の年利制限をも設けておりますが、2021年の延期を受けて今大会は昨年チャレンジしようと考えていた会員にも門徒を開くべく、今大会に限り30歳以下と一部レギュレーションを変えての大会となりました。
24名の選手と前回グランプリ吉本さん
司会は芹野元副会長と目黒貴子アナ
今大会のテーマは、キリンビール株式会社様のコーポレートスローガンでもある「よろこびがつなぐ世界へ」で、このテーマに沿ったどのようなカクテルが出てくるのかが楽しみな大会でした。
冒頭、野田会長により選手への激励と、お客様へのご来場の御礼、コロナ禍での選手の準備などの大変さへの労いなどの挨拶がされた。
その後、ご来賓を代表して味覚審査員もご担当いただく、国土交通省九州運輸局観光部観光地域振興課 課長 吉岡順一様からの観光とお酒のつながりや、おもてなしなどの必要性とバーテンダーのおもてなしのすばらしさなどで、選手への激励のお言葉を頂きました。
HBA野田浩史会長
九州運輸局 吉岡順一 様
続いて本日の審査員の紹介、今大会のレギュレーションなどの説明があり、最初の部門である「ウイスキー部門」、「スピリッツ部門」、「リキュール部門」の順で競技が始まった。
【審査員一覧】
「ウイスキー部門」、「スピリッツ部門」、「リキュール部門」全24名の競技が終了し、審査集計中には、ロビーに設けられたキリングループ特設試飲ブースでは、各ブランドの試飲やカクテルの提供がされお客様が楽しそうに試飲される様子が見受けられ、コロナ禍でのイベントの少なさにお客様が待っていたと感じられました。
審査集計も終わり、KIRIN CUPをかけた「スーパーファイナル」への出場者となる、3部門の第1位の発表がされた。
左から「ウイスキー部門」1位 穴澤大樹さん、「スピリッツ部門」1位 池田翔さん、「リキュール部門」1位 川井田里奈さん
この発表の後すぐに、スーパーファイナルが開始された。競技は、穴澤さん、池田さん、川井田さんの順番で行われた。
審査員がステージ上に居て緊張感が伝わる
スーパーファイナルは、プレゼンテーションをしながらカクテルを作製するスタイルで競技が行われた。
いかに自分のカクテルの個性を理解させ、使用ブランドの特性や副材料との相性などを説明できるか、審査員はお客様と思い、一人一人に語り掛けるようなプレゼンテーションが必要となる。
3人の競技が終了し、各部門の成績発表と表彰式へと進んでいった。
表彰式の前に、共催企業を代表して、キリンビール株式会社 九州・四国統括本部長 杉山和之様より、選手への労いのお言葉と、ご来場のお客様への御礼が述べられた。次に、今大会競技委員長である、HBA副会長 HBAカクテルコンペティション委員会 委員長 髙野勝矢より、審査員の皆様からのご意見をまとめた審査員総評が述べられた。